○ 児島製機 ライスレポート =第156号= ○●○○●○
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<目次>
1)最新情報 ~商品情報~
2)イサオチャンネル ~やませ~
3)メンテナンス情報
4)今月のひとこと ~彼岸花~
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1) 最新情報 ~商品情報~
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2) イサオチャンネル ~やませ~
光陰矢の如しとはいいますが、
気が付けば夏も終わり、今年もあと4ヶ月となりました。
皆さま、今年の夏はいかがお過ごしでしたか?
例年に比べて涼しい日が多いように感じたのではないでしょうか。
8月17日、気象庁は9月1日ごろまで
北日本と東日本の太平洋側で曇りや雨の日が多く、
日照不足が続く見通しを発表しました。
この気候不順は1993年冷夏の時の気圧配置に似ているといいます。
1993年と言えば、「平成の米騒動」と呼ばれる米不足現象で有名な年ですが
この米騒動を引き起こした張本人「やませ」が
今年の夏も吹き荒れているとのことです。
「やませ」とは、北東から吹く冷たく湿った風のことで
太陽を遮る雲や霧を引き起こし、太平洋側の日照時間を短くしてしまいます。
今まさに、実が大きく膨らむ時期を迎えるお米にとって
日照不足は大きな影響を受けることになり
「やませ」は昔から「冷害風」「餓死風」などと呼ばれ恐れられているそうです。
皆さまも一度は聞いた事があるのではないでしょうか。
JAみやぎ登米の担当者は日本テレビの取材に対して
「現状、稲の生育に影響は出ていない」としつつも
「このまま悪天候が続くと、味や収穫量に影響が出る可能性もある」と答えており
また、「いもち病」の懸念もあるため天候の回復を待っている状況だそうです。
高度経済成長期以降、消費者が食味・品質を追求する傾向が強まり
冷害に弱くとも味の良い品種が集中栽培されたことが1993年米騒動の原因の一つとされていました。
以降、対策として多品種栽培が趨勢(すうせい)となったものの、
近年は再びブランド米志向に戻りつつあり、平成の米騒動の再来を危惧する声も上がっています。
昨今の人口減少に伴うコメ消費量の減少や今年の悪天候など
お米業界は今、気の抜けない状況が続いています。
景気に左右されにくいとされるお米業界ですが、
大きな過渡期にきていると言えるのではないでしょうか。
日本の主食であるお米を守ることができるのは
私たち、お米に携わるものです。
これからも日本のお米業界を盛り上げるため、
美味しいお米を一緒に作りましょう!
それでは、今月はこれで
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3) メンテナンス情報
修理等希望の方は、メール又は電話で連絡下さい。
折返しご連絡します。
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TEL :058-232-2516
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4) 今月のひとこと ~彼岸花~
まだまだ蒸し暑い日が続きますが
皆様いかがお過ごしでしょうか。
「暑さ寒さも彼岸まで」とはいいますが、
季節の変わり目で体調を崩したりしないよう
お気をつけてお過ごしください。
彼岸と言えば、これから秋が深まってゆくにつれて
堤防や畦道に、鮮やかな彼岸花が見られるようになりますね。
彼岸花と聞くと、幽霊花とか死人花などど呼ばれる通り
縁起の悪い花であるというイメージが一般的です。
私も、子供の頃「彼岸花を持って帰ると火事になるよ」と
教えられたことがあります。
また、根っこに強い毒があって
食べたり触ったりすると危険だから絶対に掘り返すなと
よく言い聞かせられて育ちました。
このように恐ろしい印象のある彼岸花ですが
大昔は飢饉の際に、食用に使われていたことはご存知でしょうか。
彼岸花の鱗茎はリコリンやガランタミンといった有害成分の他に
十数%のデンプンが含まれています。
有害成分は水溶性なので、潰した鱗茎を水で良く洗ったあと
流水に数日間晒すことで毒抜きをすることができ、これを乾燥させることで
片栗粉やコーンスターチのような保存食糧になります。
実際は何年も保存した例はなく、
あくまで非常事態の食糧だったそうです。
飢えて死ぬか、はたまた危険を冒して食うかという
ギリギリの選択を迫られた時にだけ食されていたのでしょう。
毒抜きが十分でない場合、中毒を起こす危険がありますので
皆さまは絶対に真似しないようお願いいたします。
その他にも、ネズミやモグラ避けに田んぼに植えられたという説や
彼岸花の汁を毒矢に塗って狩りに使っていた説など
調べてみると、ここでは書ききれないほどの奥の深い歴史があり、
古くから人々に親しまれてきたことを窺い知ることができます。
全国各地に咲く彼岸花ですが、名所も数多くあり、
岐阜県海津市の津屋川堤防では3kmに渡って10万本の彼岸花が見られるそうです。
散策の際には是非、彼岸花の歴史に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
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